SBI証券がデジタル社債
SBI証券が、社債型のデジタル証券を発行するのだそうで、1年債で計1億円を調達し、ネット取引などのシステム開発に充てるのだとか。
デジタル証券はブロックチェーン(分散型台帳)技術などを使って電子的に発行する有価証券で「セキュリティー・トークン」とも呼ばれていて、一般投資家向けに発行するのは国内初となります。
野村ホールディングスなどが出資するIT企業のBOOSTRYが展開するデジタル証券のプラットフォームを使って27日に発行するようで、利率は年0.35%で特典として保有額に応じて暗号資産(仮想通貨)の一つである「XRP」が付与されます。
デジタル証券は、2020年5月施行の改正金融商品取引法で法的に認められていて、従来の株式や社債といった有価証券に比べて小口で即時発行ができるのが特徴となっており、SBIは21年3月、デジタル証券業務について金融商品取引法に基づく金融庁への登録を国内で初めて完了しています。