担保と保証の仕組み

担保や保証についての知識は、今ではビジネス社会に生きる人たちにとっては必須のものです。

FTX「債権者リスト」

暗号資産交換業大手で2022年11月に経営破綻したFTXトレーディングの債権者リストに、各国政府や日米欧の銀行、アップルやグーグルなど米IT大手が含まれていることが分かったのだそうで、各債権の金額は不明となっていますが、世界屈指の仮想通貨取引量を誇ったFTXが幅広い相手と接点を持っていたことが明らかとなりました。

FTX

25日に提出された116ページの資料には、数千のFTX債権者が記入されたリストがあり、個人名は伏せてられているのですが、このリストからはウォール街の大手金融機関もFTXと何らかの関係があったようです。

FTXは、過去の行為について「詐欺、不正、無能力、不正行為、不適性な管理、不規則性」を認めていて、これまでの不正行為については、すでにFTXの新しい経営陣、債権者、法執行機関によって調査されている状況となっています。

FTXの経営破綻は、債権者数が100万人を超える可能性がある仮想通貨業界最大規模の事件となっていて、創業者のサム・バンクマン・フリード氏が詐欺、マネーロンダリングなどの容疑によりバハマで逮捕されています。

バンクマン・フリード氏が香港で創業、本社をバハマに置く仮想通貨取引所であるFTXは、「Binance(バイナンス)」に次ぐ世界2位の取引額を誇る最大手の一つでもあり、経営破綻は、すでに問題が生じている暗号通貨市場の信頼を揺るがすこととなっています。